Applied Management Research -how to even

「なんでUCLA選んだんですか?」

受験生の方にほぼ必ず聞かれる質問なのですが、
ボクはだいたい「ノリが合ったからです」と答えています。
答えながらいつも思うのですが、
「ノリが合ったから」と言われたところで
どんなノリなのかわからないと、
受験生それぞれの方が合うかどうか判断できないですよね。
なのでいつもどういうノリなのか伝えようと思うのですが
…うーん、なかなか伝えるのは難しいです。。。
簡単に言うと、
「楽しむことに貪欲で結構大変だったり切羽詰まってる時でも
常に面白いことができないか考えてる」的な感じなのですが、
今回はそういうUCLAの雰囲気が伝わったらいいな〜ということで、
最近終わったAMRというコンサルプロジェクト中にやった
プロジェクトに全然関係ないことを色々書いてみようと思います。

#icanteven

別にこのハッシュタグ自体はUCLA特別なものではないんですが、
AMRはとにかく無駄にやることが多く色々と大変だったので
UCLAの中では#icantevenが大流行し、特に後半戦はAMR関連のポスト=#icantevenつけるっていうのが
暗黙のルールになりつつありました。笑
あまりに流行ったのでAMRの打ち上げパーティのイベント告知には
howtoevenfordummies
こんな写真をフィーチャーして笑ってました。

#heykenny

ハッシュタグ繋がりでもう一つ。
ケニーという卒業生が
UCLA内で最大のクラブであるハイテククラブのメーリングリストに
「〜っていうスタートアップに入ったから興味ある人いたら教えてねー。
紹介するから。」
というメールを送ったのですが、
そのメールに対し、
「私そのスタートアップに興味あるので話聞かせてー。
〜日〜時と〜日〜時が都合がいいです!」
と、うちのAMRチームのメンバーが返信しました…全員に返信で 笑
ということで彼女は500人のクラブのメンバー全員に
彼女のその週のスケジュールを公開してしまい、
彼女のメールの出だし”Hey Kenny”が
うちのAMRチーム内で#heykennyとして鉄板ネタになりました!笑
「次のプレゼンの振り分けこれでいくから誰か彼女に伝えといて、
ハイテククラブのメーリスに全送で。#heykenny」
みたいな感じで使ってました 笑
ハッシュタグへイケニーって響きがキャッチーでよいですね 笑

CBO – Chief Baking Officer

うちのチームにはお菓子作りにハマってるメンバーがいて
ミーティングやプレゼンの際に
手作りのクッキーやカップケーキを作ってきてくれました。
cupcake
写真を見るとわかるように結構ガチで作ってくれるので
勝手にCBO(Chief Baking Officer)というポジションを作って
ケーキ作るのをオフィシャルな役割にしました 笑

AMRでは、必須課題の中の一つに
チームワークのワークショップがあるのですが、
そのワークショップでカウンセラーの人に
チームの関係がうまくいってる理由を聞かれて
「なんてったってうちにはCBOがいますから」
と答えたら、
次の期のAMRの説明会でそのカウンセラーが、
チームをうまく機能させる方法として
「CBOをチームに設けること」
と僕らのチームを紹介してました 笑

Team Emoticon

僕らのチームでは、
AMR関連のコミュニケーションは基本的に
GroupMeというアプリ(Lineみたいなアプリです)上で
おこなってたのですが、
ある回のミーティングの中で、休憩してる際
あるメンバーが
「チームメンバーそれぞれの絵文字を決めようぜー」
と言い出したので、みんなで盛り上がって決めました 笑
teamemoticon

  • 何かにつけてエナジードリンクを飲んでるボク
  • ホッケーチームキングスの大ファン
  • 大食いキャラ
  • 何かにつけてお菓子作ってくるCBO
  • goatee (やぎひげ)

決まってからはGroupMe内でメンバー個人を呼ぶ時は
それぞれの絵文字を使ってました。

同じ流れで、また別のミーティングでの休憩では
CBOのカップケーキのアイディアとして
チームメンバーの顔を模したケーキを作ったら?
ということで、ホワイトボードを使ってブレストしたりもしました。
いかにありがちなracistなデザインにするかということで
できたのがこれ。笑
teammembercupcake
ボクとジョーはアジア人(目が細い)なので目を棒にして
オーブリーとキャロラインは白人なので全く同じにして
ニールは彼の特徴のgoatee (やぎひげ)、
という。笑
このカップケーキを作って写真撮って
クライアントのソーシャルチームがモニターしてる
ハッシュタグを使ってインスタグラムに投稿したら
彼ら絶対びっくりするだろうなー
とか話してました。

Team Dinner

何かにつけてチームディナーをした気がします 笑
焼肉行ったり、ハンバーガー行ったり、ステーキ行ったり。
振り返れば基本肉でした。笑
特にMBAに来る前にハリウッドで働いてたニール行きつけの
ハリウッドの外れにあるフランス料理屋さんのステーキは
量多い、ウマい、安いと中々素敵でした。
steak
このお皿食べた後、もう一回同じ皿が出てきます 笑

Blooper Deck

これはAMRが終わった最近話してることですが、
プレゼンデッキ作成中に出てきた
「これダメでしょ」と却下されたスライドや
ハプニングの写真を集めてNGデッキを作って、
#AndersonInsightとしてどこかでプレゼンしようか
という話をしています 笑
UCLAではlit clubという飲み会が毎週あるので
そこでやったらウケるんじゃないか
みたいな感じです。笑

Meeting

ということでチームミーティングは
(もちろんやることはやってますが) いかに笑うかがとても大事で
こんな雰囲気で話し合ってました。
meeting
ちなみにファイナルプレゼンの前日の夜11時時点の様子です 笑
翌日の朝9時半プレゼンスタートだったのですが、
この時点ではまだデッキ完成してませんでした 笑
全く切羽詰まってませんね 笑

YAYmr

AMRはUCLAでは卒業要件の一つで、
卒業論文的な位置づけとなってます。
なので朝9時半から1時間のファイナルプレゼンが終わった直後、
チームでシャンパンで乾杯して、
そのまま学校にあるWolfgang’sに移動して
みんなでビール飲んで、
一旦家に帰って前日の睡眠不足を解消して
またサンタモニカでAMR打ち上げパーティに参加する
ということで朝から夜までずっと飲んでました。
打ち上げパーティはAMR終わってよっしゃーということで
“YAY”mrと名付けてクラブ貸し切ってやりました。
総勢150人くらい参加してました。

ということで、AMR大変でしたがこんな感じで乗り切りました 笑
かなり大変なのでチームの中が悪くなるチームもありましたが、
ボクらのチームはAMRを通してより仲良くなった気がします。
とにかくよく笑った楽しい6ヶ月でした!

gradthesis

Machine Learning for MBA

ということで気が付いたら冬学期が終わってました 笑
いやぁ月日が経つのは早いですね。
冬学期はAMR(UCLAのコンサルティングプロジェクト)に忙殺され
あんまり何があったか覚えてません。笑

そしてブログは相変わらず全く書かなくなってしまったので
またちょっとずつ書いていこうかな〜と思います。
…なんか最近全部のポストでそれ言ってる気もしますが…笑

最近facebookでコンピュータサイエンスの授業関連のポストとか
ちょくちょくしてるからか、
結構頻繁に「コンピュータサイエンスの授業取ってみたいんだけど
話聞いてくれない?」とMBAのクラスメートに聞かれます。
特に、秋の初めに一年生に向けて、
「テックバックグラウンドないとか言われたら、
コンピュータサイエンスの授業取って『うるへい』と言いましょう」
とプレゼンしてしまったので、
一年生からは何とったらいいかよく聞かれます。
ということで、
ボクの周りではコンピュータサイエンスが若干流行りつつあるので
今回は純粋なMBAの人はあまり知らなそうな
コンピュータサイエンスの授業の中で、
今学期履修したMachine Learningの授業がどんなだったか
コンピュータサイエンス知らない人向けに書いてみようと思います。

Machine Learning

日本語ではきっと機械学習と呼ばれています。(Wikipedia先生の解説)
簡単に言うと、
過去のデータを使って未来を予測するために
コンピュータに”学習”をさせるという手法の総称です。
コンピュータが”学習”することで、使用方法によっては
人間には知覚できなかったinsightを得ることができ、
コンピュータサイエンスの世界ではとてもホットなトピックで
ビジネス、医療をはじめ、いろんな分野に応用されています。

「過去のデータを使って未来を予測する」ための手法であるため
基本的に過去と未来のデータが全く違う場合は役に立ちません
特に多次元の分析をしている時とかは
人間の知覚の限界を超えたところのinsightを得ることができるため
「機械学習無敵っしょ」的な考えに陥りやすいのですが、
限界をしっかり踏まえた上で使用する必要があります。

Contents Covered

この授業では、タイトル通りMachine Learningのアルゴリズムを習いました。
習ったアルゴリズムは

  • Neural Network (Single Layer and Multi-Layer Perceptron)
  • Support Vector Machine (and kernel technique)
  • k-Nearest Neighbors
  • Genetic Algorithm
  • Q-Learning (and several other reinforce learning algorithms)
  • Tree Learning (ID3 etc)
  • Decision by committee (and boosting concepts, specifically Ada Boost)
  • k-clustering
  • Bayesian Network

らへんをちゃんと学び、
Hopfield NetworkとDeep Learningの超入門の所をさらっとなでました。
たぶん全部Wikipedia先生に聞けばノリは理解できると思います。笑

コンピュータサイエンスの大学院と聞くと
関連バックグラウンドがないとついていけなそうな気がしますが、
実際は各トピック、ちゃんと基礎から教えてくれるので
知識のなさは多分問題にならないと思います。
論理的思考/数学的思考力はある程度ないときついですが…笑

この授業のコンセプトは教授が口をすっぱくして言っているのですが、

The purpose of this class is to provide the solid understanding of basic algorithms in machine learning area. There are many people who “think” they know those algorithms and use machine learning applications but actually treat those algorithms as “black boxes”, throw some parameters and see if those work.
If you use those algorithms that way, you will have no idea if the model is working and you will basically depend on luck.

このクラスの目的は機械学習で使われている基礎的なアルゴリズムを”ちゃんと”学ぶことです。これらのアルゴリズムを知っているつもりの人達は世の中にたくさんいて、彼らはアルゴリズムをブラックボックスとして扱い、パラメータを設定して結果どうなるか見るだけしかしません。それでは実際に使ったアルゴリズムが効果あるかについて全くわかりませんし、基本的に運に頼った分析しかできません。

こんな感じです。
ちなみにMBAの分析系の授業は
まさにアルゴリズムやモデルをブラックボックスとして扱っていて 笑
常に「そのレベルの理解で使ったら、結局運任せじゃん」と思っていたので
コンピュータサイエンスの教授がこういうことを言っているのを聞くと
やっぱり自分は間違えてなかったんだと思えて嬉しいです 笑

Professor and TA

この授業を担当していた教授はMajid Sarrafzadehという人で、
たぶんイスラエル人なんじゃないかと思います。
TAはNabil Alshurafaという人で、多分この人もイスラエル人です。
教授はなんかDIstinguished Professorという肩書きを持ってて
なんかよくわかんないけどすごい人っぽそうだなーと思っていたら、
最後の授業で
“So, when I was on CBS yesterday ready to talk about the science behind the device my team developed…”
と普通に話していて
「…ん?CBSのニュースに出たの?」となり 笑
よく話を聞いてみるとWearSensというデバイスを開発したらしく
ちょっとググるだけでCBSMTVのニュース記事が出てきます。笑

記事読んだらわかるんですが、このデバイス、ハゲしいです 笑
簡単に言うと万歩計のネックレスバージョンなんですが、
測るのは歩数ではなく、何をどれだけ食べたかです。
首から伝わる振動を機械学習のアルゴリズムで分析し
食べているものと量を測定します。
食べているものと量がわかればカロリー計算ができ
一日のカロリー摂取量がわかります。

これ、中々半端ないと思います。
カロリー計算系のヘルスケアアプリのペインポイントは
インプット(いかに簡単に入力するか&正確に入力できるか)で、
ユーザーに何を食べたか、いかに簡単に入力させるかが
アプリの焦点だったのですが、
このウェアラブルは、ユーザーに入力作業を一切させないことで
簡単さと正確さを同時に超ハイレベルに解決しているという、
プロダクトマネージャ的な視点から見ると
とても素晴らしいプロダクトだな〜と思います!
ということでもはや回し者ですが 笑
実際にこのプロダクトがいつ発売かとかいくらかとか
日本でも発売されるのかとかは特に知りません 笑
ウェブサイトはこちらなので、興味ある方はチェックしてください。
(現状ほぼ情報載ってないですが 笑)

So what

ということでMachine Learning、授業かなりアツかったです!
何個かプログラミングプロジェクトもあり、
機械学習のアルゴリズムをライブラリを使わず自分で実装したり
データ一つ一つをデバッグして
ウェイトがどう変わっていくか観察したり
その結果を受けてアルゴリズムを改造したりしたので
各アルゴリズム、結構深く理解できた気がします。
また、教授がたまに話してくれる応用例も
「やべー何それ激アツじゃん!!!」的な話が多く、
特に軽めのヘルスケア関連での機械学習の応用は
モバイルとウェアラブルが浸透し始めて、
まさにこれから面白いことがたくさん出来るようになるんだな〜
というのがひしひしと伝わってきました。