“Why MBA” for Dummies

今日はMBA受験のエッセイ課題”Why MBA”について
キャリアビジョンがなかった人の立場から書いてみます。

ボクにとってWhy MBAのエッセイは非常に書きにくく、
特にキャリアゴールに関してエッセイ開始初期は謎にたくさん悩みました。
一番初めはPost-MBAで戦略コンサル、その後PEやーって言ってみたり
ベンチャーキャピタルに入りたーいって言ってみたり
自分で会社を始めたーいって言ってみたり
また全く別のことを言ってみたり 笑

なんでこんなに何転もしてるのかというと、
ボクの場合はそもそもMBAに行きたい理由が
キャリアに関係なかったからだと思います。

ボクがMBAに行きたい理由は

「なんか楽しそうだから」

だけなので。

学校選択も

「この学校に行ったら楽しいかな〜?」

という観点でのみ選んでいました。

そんな感じのボクなので、
卒業後のキャリアなんて卒業したときに聞いてくれ〜
と思っていたのですが、
実は就職活動がMBA入学直後(というか日本の場合は渡米前)から始まっちゃうので
MBAではキャリアオプションを模索する期間は
結構限られていることに気付きます。

そして、そんなintenseな就職活動に何も考えずに立ち向かうと
激流に呑まれて悲しい感じになっちゃうんだろうな〜
それに、今まではMBAに楽しそうだな〜と思ってしばらく生きてきたけど、
MBAを卒業した後にも楽しい人生を送りたいな〜
と思うようになりました。

そんなモチベーションでWhy MBAに取り組んだのですが、
やっぱりわからんものはわからんし、
所詮入学審査に使われる(学校側に何かしらの観点がある)ものなので、
結局ボクは

「仮にボクみたいなプロファイルの人がその学校に入学したら
どういう授業をとって、どういう課外活動をして、
どういう友達ができて、どういう影響を受けて、
どんなこと考えるようになりそうかな〜
その結果どういう仕事について将来どうしたいとか言いそうかな〜」

というふうに考えました。

自分を第三者的に見ることでその選択肢に現実味があるかどうか
一人称で見るよりはわかると思います。
またこの方法を採る場合、
入学後の生活のリアリティがとっても大事になってくるので
ボクは各校の在校生、卒業生の方々に聞いたり
彼らのブログを読んだり、学校説明会に行ったりして
情報を集めました。

こうした情報を元に考えたゴールをいくつかカウンセラーにぶつけて
色々突っ込んでもらった中で、筋の良さそうなものをブラッシュアップして
書き上げるという感じで進めました。
書き上げてみると、意外と各校とも大体似通ったゴールになりました。

ちなみにボクの場合、
MBAの二年間でぶっ込んでみようと思っている仮説は
Why MBAに書いたものと結構違います。笑
そもそも無駄にリスクの高いオプションなので
Why MBAでも議論しなかったのですが、
なぜかカウンセラーには普通にバレていて 笑
合格してからは色々それに関する情報を頂いたり
人を紹介して頂いたりしています。

また、UCLAのAdmitted Weekendでのキャリアセッションでも

“Nah, you don’t have to stick to your ‘Why MBA’ essay
Just do whatever you want… at your own risk lol”

と笑い飛ばしていました。笑

Why MBAは基本的に未来のことなのであくまでタダの仮説だと思います。
そして入ってからは全て自己責任の名の下にやりたい放題なので
エッセイに関しては、
他人に自分の考え方について知ってもらうためのツールとして
ある程度割り切って書いてしまってもいいのかもしれません。

MBA受験をされる方の中には

「ボク/ワタシはこれに人生かけるんや〜!」

という方も大勢いらっしゃると思いますが、
ボクみたいに風にまかせて生きているようなテキトー人間でも
こんなふうにやってみたら何校かひっかかったりすることもありますよー
というお知らせでした。

English 101 Pt. II -Nationality, Mentality, and Reality

さて、今日は最近周りとよく話している危機感について書きたいと思います。
それはずばり、

日本人は英語が出来ない

という偏見です。

これは非常に損をしてしまうし、無意識に他の人にも損させてしまうので
ぜひ是正していきたいです。

交換留学でも「?」と思う経験をしたし、
MBA受験中は受験生、在校生、卒業生含め多くの人に会う中で
さらに違和感を覚えたのですが、
なんでみんな「日本人だから英語できない」って言うんでしょうか?

英語ができないのは
あなたが日本人だからではなく、
あなたが英語を習得しなかったからです。

僕の周りには別に帰国子女なんかじゃなくても
英語ができる人がたくさんいます。

例えば(仮称)通訳さん
ブリティッシュアクセントからカリフォルニアアクセントまで使いこなし、
それぞれの英語で細かいトーン/ニュアンスを使いこなせちゃう通訳さん。
交換留学時代にUCLAのアメリカ人にマンチェスター出身と信じさせちゃうくらい
英語ができますが、彼も別に帰国子女とかではありません。
高校時代に一杯BBCのニュースを聞いてシャドーイングをしたり、
大学時代にいろんな外国人と上智内外で友達になって生の英語に触れてきたり
そんなことをすることで英語ができるようになったみたいです。

例えば(仮称)パーティ・アニマルちゃん
同じく交換留学時代、普通にアメリカ人にとけ込み過ぎててFall Quarterの間
Japanese Americanだと(勝手に思ってた)パーティ・アニマルちゃん。
現在イギリスの大学院に留学中な彼女も別に帰国子女なわけではないです。
彼女はFriendsを見まくって英語を覚えたって言ってました。
その後Barに通って来ている外人と友達になりまくって、
そこから生の英語を学んだそうです。

他にも英語ができる人はいっぱいいます。

彼らに共通しているのは、英語を語学として習得していることだと思います。
どちらも実際にネイティブが見聞きしているものをベースに基礎を養って、
そこから実際にその言葉をしゃべる人とコミュニケートすることで、
よりリアルな英語を習得しています。
人によって習得時が早い人はディズニーのような子供向けのものを見たり、
パーティ・アニマルちゃんのように
Friendsのような10代・20代向けのドラマを見たりと
初めのとっかかりは人それぞれですが、
大枠では先に説明したような感じで言語を習得しています。

英語ができないと感じている人が上記のようなことをしない理由は、だいたい

  • そもそもそんな方法知らなかった/思いつかなかった
  • そんなに時間をかけてまで英語ができるようになりたくなかった
  • 英語が出来ないのに英語で人に話しかけるのは恥ずかしくて嫌だった

というようなものかなと思うのですが、

上記は要約すると、

  • 自分が無知だったから英語ができない

              or

  • 英語を習得しないという選択をしたから英語ができない

のどちらかになると思うので、別に日本人かどうかとか関係ないと思います。

…さて、なんでわざわざこんな駄文を延々書いているのかというとですね、

日本人が英語が出来ない理由を
日本人だからと言い過ぎているので
日本人じゃない人たちにまで
日本人=英語ができない
という偏見が広がり始めているから

なのです。

Admitted Weekendとかでも、
「日本人だから」という気の遣い方をしてくる人
(善意でやってくれてるのですが)が何人かいましたし、
他の国の人たちに比べてだいぶ甘やかされている感がありました。
なんというか対等でないという感じ。

また、お世話になったエッセイカウンセラーと最近話す機会があるのですが、
そこでも「日本人ももっと学校のOpportunityを広く認識した方がいいと思う」
という話をすると
「でも日本人には語学の障壁があるから…」という議論になったりします。

こういう状況だと
「ボク日本人だから英語ができない」「彼は日本人だから英語ができないらしい」
→「ということはあいつも日本人だからきっと英語ができないんだろう」
というように「日本人=英語ができない」イメージが伝播してしまって
通訳さんやパーティ・アニマルちゃんのように実は英語ができる日本人に対しても
一定の語学力を要する試練やチャンス(就職とか)を手に入れにくくなるんじゃないかと思います。

もちろん通訳さんやパーティ・アニマルちゃんのように
英語が出来るだけでなく行動力満点の人たちは
そんなバリアがあろうがなかろうが関係なく
最終的には自分のやりたいことをやるのでしょうけど、
バリアを突破するのに幾分か無駄な労力を費やすことになるので、
それが嫌だという話です。

ということで、
ボクを含めた英語ができない人たちは
「ボク/ワタシが英語ができないのは日本人だからでは決してなくて、
英語を習得しないという選択をした(あるいは無知だったから)です」
と言うようにしましょう!

なんでもかんでもカテゴライズしてしまうと、
勝手にカテゴライズされた人が知らないところで損しちゃうよね、というお話。

A Days -A stands for “Awesome” -Pt II. Career/Academic Side

先週末に参加したA Days(Anderson Days)の続編です。

前回はFun/Social Sideを書いたので、今回はマジメ編を書きます。

全体のスケジュール感とかは前回のFun編でなんとなくわかると思うので、
マジメ編はマジメにトピック別にまとめてみようと思います。笑

アカデミック編

…あんまり書くことないです。笑
そもそもあまり勉強をしに行く自覚のない(笑)僕は、
積極的に学生とかに授業のこととかは聞かなかったのと、
そもそもこのA Daysのプログラムで授業をfeatureしていたのは
Academic Panelという
教授方が自身の授業/研究内容について話す企画のみだったので
正直あまり印象に残っていません。

一つあるとすれば、
日曜のLuncheonのClosingで、
参加していた教授の簡単な紹介がされていたのですが、
そこで、統計の教授がオリジナルケースを書いた紹介がされていまして、
後でその教授に「どんなケース作ったんすか〜?」って聞いた時の
教授の語ってくれたエピソードが印象的でした。

その教授の授業の一個目のケースは今まで倉庫業のケースだったそうで、
いかに倉庫を効率的に運用するかを考えるために統計の概念を使用する
というようなものだったそうなのですが、
その教授曰く
「教えている私が寝てしまいそうなくらいつまらないケース」
「ほとんどの生徒は倉庫の管理なんかしたくない
→興味を持たせてあげることは困難」
だったそうで、
「もっと教えてて楽しいし生徒も興味を持ちそうなトピックのケースを作ろう」
と考え、作ったケースが

UCLA AndersonのAdmissionのケース

受験者プールをどう分析するか
合格者に統計的な傾向はあるか
卒業生の進路と入学前の業界、職種の相関はあるか

等の問題は生徒も興味津々のはずで
教えていて楽しいだろうと思ったそうです。

この新しいケースを作るために
Admission Officeにデータをもらいに行ったら即突き返されたそうで、笑

「そんなデータを使ってそんなこと教えたら生徒がFreak outする」
「え?なんで?楽しそうじゃん」
「だってうちの学校の詳細な就職率とか
業界毎の実際の傾向とかわかっちゃって生徒が不安になるでしょ」
「いや、どう考えても生徒はまさにその情報を知りたいでしょ」
「…あ、確かに。いや、でも…」

というバトルを若干繰り返して無事データを勝ち取りケースを作ったそうです。
そのケースは今では生徒に人気のケースとなっていて、
Admissionも「私たちは素晴らしい貢献をした」と誇りに思っているそうです。笑
なんかこういう自分のしたいようにするっていう感じ、いいですよね。

あとはCockrum教授もそのLuncheonに来ていたのですが、
僕は話す機会はなかったです。

キャリア編

A Daysでのキャリアの説明は僕にはかなり説得力がありました。

僕がビジネススクールでキャリアに関してやりたいことはキャリアチェンジで、
MBAを経てキャリアをドラスティックに変えるというのは
一般的なMBAのイメージとして非常にありがちで、
結構「MBAに受かった」→人生安泰、好きなことして生きていける
という図式がいろんなところでまことしやかに囁かれていたりするのですが、
実際問題はちょっと違います。

キャリアチェンジには一般的に3つの軸があるとされています。

  • 場所(日本とかアメリカとか)
  • 業界(ITとか小売とか金融とかコンサルティングとか)
  • 職種(マーケティングとか営業とか)

上記3つのうち1つを変えるのが一番現実的なキャリアチェンジ、
2つ変えるのは難しく、3つ変えるのは相当難しいと言われています。
機会があったらいつか書こうと思いますが、
MBA受験時に書かされるWhy MBAでのキャリアビジョンも
上記原則に則って書くのがリスクが低いと言われていますし、
僕もWhy MBAには職種のみを変えるゴールを書きました。

僕がUCLAに決めた一つの大きな理由は、

UCLAが
このフレームワークを超越できる
数少ない学校であること

でした。

まず、そもそもとして学生にそういう超リスクテイキング志向が強い。
多くの学生は上記の3つの要素のうち
2つを変えるキャリアチェンジを行っていたし、
3つを変えた学生にも何人も会いました。(特にInternational)

そして、UCLAには

このリスクの高いキャリアチェンジを
成功させるための仕組みがありました。

その名も、Academic Internship!

UCLAではキャリアセンターに来ているJob Post、
もしくは自分で探してきたPart-time Internshipを
授業の一貫として行うことができます。

多くの学生は、このInternshipを利用して
志望しているキャリアの職種、業界を経験します。
このInternshipで、
キャリアチェンジする先の職種、業界での実績を出すことで
フルタイムの獲得のテコとすることができる。

僕の知っている中では
政府系バックグラウンドから
Academic Internshipでコンサルプロジェクトを複数経験して
サマーでコンサル、サマーの結果を受けてフルタイムをオファーされるとか、
インドのソフトウェアエンジニアからAcademic Internshipを経験して
フルタイムでアメリカのエンタメ業界のマーケティングを獲得するとか、
ウクライナのアカウンタントからAcademic Internshipを経て
フルタイムでアメリカの消費材のマーケティングを獲得するとかありました。

特に後者のAcademic Internshipを利用してアメリカでの勤務経験を積むパターンは
結構Internationalの王道っぽいです。

Academic InternshipはSummerやFultimeに比べ、
(特にキャリアセンターに来るPostingは)
結構バックグラウンドを超えた経験をしやすいみたいです。

そして、なんといってもAcademic Internshipの素晴らしいところは、
Internshipを授業の一貫と見なしてくれるところで、
OPTを消費しません。(定められた制限時間内でInternshipを行う限りにおいて)
OPTが消費されなければ卒業後、労働VISAなくてもOPTを使って1年間働けます。

こういう仕組みがあるのは
思うにそういう志向の学生が集まること、西の風土なのだと思います。
リスクを取るのがみんな大好きなので、
そういう人たちがうまくやっていけるような仕組みを
学校としてもなんとか用意しましょうという感じなのでしょう。

まとめ

ということで、
2回に分けたA Daysでした。
安心したのは、まず学校とっても楽しかったこと。
みんな面白いし、笑うの好きだし、ポジティブでした。
そして、キャリアにてリスクを取りやすい環境が用意されていること。
そもそもドラスティックなキャリアチェンジャーが多いし
彼らをサポートする体制もばっちり揃っていました。

もう既にカリフォルニアに戻りたくて仕方ないですが、
もう数ヶ月日本を楽しみつつ、
facebookで仲間達とkeep in touchしておこうと思います!