先週末に参加したA Days(Anderson Days)の続編です。
前回はFun/Social Sideを書いたので、今回はマジメ編を書きます。
全体のスケジュール感とかは前回のFun編でなんとなくわかると思うので、
マジメ編はマジメにトピック別にまとめてみようと思います。笑
アカデミック編
…あんまり書くことないです。笑
そもそもあまり勉強をしに行く自覚のない(笑)僕は、
積極的に学生とかに授業のこととかは聞かなかったのと、
そもそもこのA Daysのプログラムで授業をfeatureしていたのは
Academic Panelという
教授方が自身の授業/研究内容について話す企画のみだったので
正直あまり印象に残っていません。
一つあるとすれば、
日曜のLuncheonのClosingで、
参加していた教授の簡単な紹介がされていたのですが、
そこで、統計の教授がオリジナルケースを書いた紹介がされていまして、
後でその教授に「どんなケース作ったんすか〜?」って聞いた時の
教授の語ってくれたエピソードが印象的でした。
その教授の授業の一個目のケースは今まで倉庫業のケースだったそうで、
いかに倉庫を効率的に運用するかを考えるために統計の概念を使用する
というようなものだったそうなのですが、
その教授曰く
「教えている私が寝てしまいそうなくらいつまらないケース」
「ほとんどの生徒は倉庫の管理なんかしたくない
→興味を持たせてあげることは困難」
だったそうで、
「もっと教えてて楽しいし生徒も興味を持ちそうなトピックのケースを作ろう」
と考え、作ったケースが
UCLA AndersonのAdmissionのケース
受験者プールをどう分析するか
合格者に統計的な傾向はあるか
卒業生の進路と入学前の業界、職種の相関はあるか
等の問題は生徒も興味津々のはずで
教えていて楽しいだろうと思ったそうです。
この新しいケースを作るために
Admission Officeにデータをもらいに行ったら即突き返されたそうで、笑
「そんなデータを使ってそんなこと教えたら生徒がFreak outする」
「え?なんで?楽しそうじゃん」
「だってうちの学校の詳細な就職率とか
業界毎の実際の傾向とかわかっちゃって生徒が不安になるでしょ」
「いや、どう考えても生徒はまさにその情報を知りたいでしょ」
「…あ、確かに。いや、でも…」
というバトルを若干繰り返して無事データを勝ち取りケースを作ったそうです。
そのケースは今では生徒に人気のケースとなっていて、
Admissionも「私たちは素晴らしい貢献をした」と誇りに思っているそうです。笑
なんかこういう自分のしたいようにするっていう感じ、いいですよね。
あとはCockrum教授もそのLuncheonに来ていたのですが、
僕は話す機会はなかったです。
キャリア編
A Daysでのキャリアの説明は僕にはかなり説得力がありました。
僕がビジネススクールでキャリアに関してやりたいことはキャリアチェンジで、
MBAを経てキャリアをドラスティックに変えるというのは
一般的なMBAのイメージとして非常にありがちで、
結構「MBAに受かった」→人生安泰、好きなことして生きていける
という図式がいろんなところでまことしやかに囁かれていたりするのですが、
実際問題はちょっと違います。
キャリアチェンジには一般的に3つの軸があるとされています。
- 場所(日本とかアメリカとか)
- 業界(ITとか小売とか金融とかコンサルティングとか)
- 職種(マーケティングとか営業とか)
上記3つのうち1つを変えるのが一番現実的なキャリアチェンジ、
2つ変えるのは難しく、3つ変えるのは相当難しいと言われています。
機会があったらいつか書こうと思いますが、
MBA受験時に書かされるWhy MBAでのキャリアビジョンも
上記原則に則って書くのがリスクが低いと言われていますし、
僕もWhy MBAには職種のみを変えるゴールを書きました。
僕がUCLAに決めた一つの大きな理由は、
UCLAが
このフレームワークを超越できる
数少ない学校であること
でした。
まず、そもそもとして学生にそういう超リスクテイキング志向が強い。
多くの学生は上記の3つの要素のうち
2つを変えるキャリアチェンジを行っていたし、
3つを変えた学生にも何人も会いました。(特にInternational)
そして、UCLAには
このリスクの高いキャリアチェンジを
成功させるための仕組みがありました。
その名も、Academic Internship!
UCLAではキャリアセンターに来ているJob Post、
もしくは自分で探してきたPart-time Internshipを
授業の一貫として行うことができます。
多くの学生は、このInternshipを利用して
志望しているキャリアの職種、業界を経験します。
このInternshipで、
キャリアチェンジする先の職種、業界での実績を出すことで
フルタイムの獲得のテコとすることができる。
僕の知っている中では
政府系バックグラウンドから
Academic Internshipでコンサルプロジェクトを複数経験して
サマーでコンサル、サマーの結果を受けてフルタイムをオファーされるとか、
インドのソフトウェアエンジニアからAcademic Internshipを経験して
フルタイムでアメリカのエンタメ業界のマーケティングを獲得するとか、
ウクライナのアカウンタントからAcademic Internshipを経て
フルタイムでアメリカの消費材のマーケティングを獲得するとかありました。
特に後者のAcademic Internshipを利用してアメリカでの勤務経験を積むパターンは
結構Internationalの王道っぽいです。
Academic InternshipはSummerやFultimeに比べ、
(特にキャリアセンターに来るPostingは)
結構バックグラウンドを超えた経験をしやすいみたいです。
そして、なんといってもAcademic Internshipの素晴らしいところは、
Internshipを授業の一貫と見なしてくれるところで、
OPTを消費しません。(定められた制限時間内でInternshipを行う限りにおいて)
OPTが消費されなければ卒業後、労働VISAなくてもOPTを使って1年間働けます。
こういう仕組みがあるのは
思うにそういう志向の学生が集まること、西の風土なのだと思います。
リスクを取るのがみんな大好きなので、
そういう人たちがうまくやっていけるような仕組みを
学校としてもなんとか用意しましょうという感じなのでしょう。
まとめ
ということで、
2回に分けたA Daysでした。
安心したのは、まず学校とっても楽しかったこと。
みんな面白いし、笑うの好きだし、ポジティブでした。
そして、キャリアにてリスクを取りやすい環境が用意されていること。
そもそもドラスティックなキャリアチェンジャーが多いし
彼らをサポートする体制もばっちり揃っていました。
もう既にカリフォルニアに戻りたくて仕方ないですが、
もう数ヶ月日本を楽しみつつ、
facebookで仲間達とkeep in touchしておこうと思います!