Start up community at UCLA Anderson – Pt. I (hopefully)

期末テストも終わり、冬休み到来です。
秋学期の成績も来ましたが、色んな意味で無事なんとかなりそうです。笑

さて、今回は秋学期で度々触れる機会のあった
UCLAのスタートアップコミュニティの話をしてみようかな〜と思います。

一応UCLAのMBAプログラムは
Entrepreneurshipに力を入れているとされていまして、
自分で会社を立ち上げようとしている人が多いということになっています。

実際、MBAで起業に興味を持っている人達と話をする機会は多く、
アイディアのヒアリングやらはちょくちょくやらせてもらいましたし、
学校にEntrepreneur Associationというクラブがあって在籍数は
UCLAのMBAのクラブの中で一番多かったりします。
また、MBAの外の機関としてアントレセンター的なもの(大体のトップスクールに
ある気もしますが…)があったりとサポート体制も充実してるっぽいです。

ボク自身はスタートアップで働くことには興味が結構あるんですが、
自分で起業することには今のところあんまり興味がないので
起業のサポート体制についてはあまり語れませんが、
UCLAのスタートアップがどんな感じかはお伝えすることが出来る気がします。

UCLAのMBA生で立ち上げてる会社の種類

結構多様です。まぁUCLAという校風だったり最近の流行りを受けたりで
Tech系(インターネット系)が多い印象はありますが、
ワイン売るとか、サーフボード売るとか、メディカルデバイス作るとか、
ブライドメイドの衣装のレンタルサービスするとか、
Tech以外もなかなかあります。
とりあえず個人的にはTechでイカついスタートアップをやるっていうのは
(少なくともUCLAの)MBAでは結構難しいと思うので(理由は後述)
そういったTech以外のスタートアップが
もっとどんどん活躍していって欲しいな〜と思ったりしています。

アツいスタートアップ

ボクがアツいと思うUCLAにあるスタートアップは
圧倒的にNeural Analyticsです。
ここは激アツです。笑
2年生のレオが立ち上げたベンチャーで、
頭部外傷を検知するメディカルデバイスを開発しています。
ボクは結構Disruptive Innovation(破壊的イノベーション?)となる技術を持って
新製品を作ろうとしているテクノロジーベンチャーが大好きなのですが、
レオのやってるNeural Analyticsはまさにそんな会社です。

 Intracranial pressure (ICP), the pressure inside the skull, is a key physiologic metric that is used to diagnose numerous neurologic conditions, including those stemming from traumatic brain injury (TBI). Today, ICP is measured by drilling a hole into the patient’s skull and surgically implanting a sensor. The current gold-standard implantable sensor is limited to use within intensive care units (ICU) due to the invasiveness of the procedure and subsequent risk of infection. In fact, 40% of severe TBI patients in the United States and nearly 66% of patients in Europe do not received the recommended ICP monitoring, as suggested by Brain Trauma Foundation, because of limited technical expertise. Neural Analytics is dedicated to developing and bringing to market RapidICP, a noninvasive method for measuring ICP using a portable ultrasound technology.
Neural Analytics コーポレートウェブサイト

今までドリルで穴をあけないと測れなかった頭蓋骨内部の血圧が
レオ達の開発した製品を使うと穴をあけずに頭の外から測れてしまいます。
頭蓋骨に穴をあけて血圧を測るといった既存製品よりも
コストが圧倒的に安くリスクも圧倒的に低いということで
製品が認可されたタイミングで
この製品市場が破壊される感じがしてワクワクします。

Disruptive Innovationとなる
“技術”を持つベンチャー

あまりちゃんと探していないだけかもしれませんが、
UCLAではレオのしか知りません。
別に技術以外のDisruptive Innovationを持つ企業はたくさんありますし
そもそもDisruptive Innovation自体を持っていなくても
VCからファンドを受けてるスタートアップは結構あるみたいですし、
成功するベンチャーはもちろんたくさんあるので、
純粋に「起業したいんや〜」という人にはあまり関係ないかもしれませんが、
ぶっちゃけそれがMBAの限界なのかな〜とも思います。

Disruptive Innovationとなる技術を持つテクノロジーベンチャーという時点で
世界最先端の技術を保持しているはずで、
そんな技術を思いつくのはMBAなんかに行くよりも
トップスクールの関連分野のPhdにいる人達で、
そしてそのPhdが何年もその技術のことを考え抜いて研究に研究を重ねて
それでも実現できるかどうかわかんないようなものなので、
単純にPhdに行きさえすれば
(トップスクールのPhdに行けるだけでも超凄いのですが)
Disruptive Innovationを作れるというものでもありません。

ただ、UCLAには世界最高レベルの学部が結構あったりするので、
そういった学部で開発されている最先端技術を
ライセンスという形で利用できる仕組みがあり、
レオもUCLAの他学部の特許をライセンスして
その技術を製品のコアとして使っています。

という話も軽く聞いただけだと
「何それ超ずりぃじゃん、それならオレにもできるし」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
技術の見極めをするのにも、その技術を製品化するのにも
多くの場合高度な専門知識が必要です。
実際レオも関連分野のPhdを持っています。

MBA起業の実際

ということで、そういうことに興味を持ったボクから見た
UCLA MBAのスタートアップ事情の感想ですが、
とても率直に言うとあまりワクワクしないです。笑

まず、「これがどうしても実現したいから起業してます」という人が少ないです。
これは、どこの学校も一緒かもしれません。

(Stanfordでアントレプレナークラブの会長をしている人に聞いたところ)
「本当に気合いを入れて起業しているのは自分も入れて5人だけだ」
とのことでした。
On Off and Beyond “スタンフォードMBAの進路と業界のその後・・・”

そして起業はほとんど運が勝負なので
そういう人じゃなくても成功する人は成功します。

ボクにとっては、
「成功しそうかどうか」自体と「ボク自身が面白いと思えるかどうか」の相関が
そこまで大きくないので、 笑
「このビジネスプランなら確実に儲かるでしょ、一緒に一攫千金を狙おうぜ」
みたいなスタートアップにはあまり興味を持てないのですが
秋学期に見た中だとMBAには結構そういう感じで
起業/起業しようと準備している方々が多い印象を受けました。

もちろんそうじゃない人たちもいるので、
何人かは話しててテンションあがりますし
この人達には何か協力できることがあるなら協力したいな〜と思ったり
実際いくつかはちょっとお手伝いっぽいことをさせてもらっていました。
レオのNeural Analyticsは合格者イベントでたまたま見たピッチ以来、
これはアツいっしょと思ってたので、日本にいるときに
日本進出することは可能かみたいなことのごく一部を調べてあげたり、
セクションメイトがなんか面白そうなアイディアですごい頑張ろうとしてるので
色々手伝ってあげたり相談に乗ってあげたり、
Engineer向けのプレゼンに参加してみたりしています。
なんかこういう面白そうなことを頑張っている人達のところに
「何それアツそうじゃん、オレ/私にも手伝わせて」とワラワラ人が集まって
みんなでとりゃーと立ち上げる感じは西海岸っぽくて、面白いです。

ということで相変わらず文章カオスですが
UCLAのスタートアップの外身を中心に書いてみました。
不評じゃなければ次は中身について思うところを書いてみたいな〜と思います。

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