おかげ様で、無事夏にやるインターンシップが決まりました。
この夏はシリコンバレーのテクノロジー系の大企業で
彼らの買収したスタートアップのチームとともに
Decision Science/Collective Inteligenceという分野の製品の
プロダクトマネージャをします。
インターンの内容は、まさにボクが
「こういうのやりたいからMBAに来たんだよ!」
と言いたくなるような内容っぽそうなので楽しみで仕方ないのですが、
それを得るプロセスは、ボクにとってはかなり厳しかったです。
不思議とアメリカのMBAに受かった日本人の中では
アメリカで働こうと思っている人達は少数派な気はしますが、
アメリカのMBAに来てるインターナショナルの大多数は
アメリカで就職するために人生賭けて来てる人達が多いので
日本人にもそういう人が増えてもいいんじゃないかということで
アメリカでどんな風に就活したか、シェアしてみようと思います。
とりあえず、全部を一つの記事に書くと誰も読まないくらい長くなってしまうので
カテゴリに分けて書いていきます。
今回は、
- 自分なりのインターン就活のゴール
- 日本人としてアメリカで就活をしようとした時の障壁と問題点
- アメリカ人としての就活のタイムライン
らへんを書いてみようかと思います。
これだけでも結構盛りだくさんですよね。
The Goal
いきなりのUCLA内輪ネタから入りましたが、笑
ボクのインターンの就活ゴールはざっくり言うと
フルタイム就職に有利なインターンに就きたい
- フルタイムにトランスファーされやすい
- 自分の進みたい分野で競争力のあるスキル/経験を得られる
でした。
ということでこの基本方針は
フルタイムで何したいのかに強烈に依存するのですが、
ボクのフルタイムのゴールは簡単に言うと
超激アツなイノベーション的な何かがしたい
というバカ丸出しの目標でした。笑
このまま話を進めると「あ、ノープランでも行けるんだー」
と誤解を招く気がするので
もう少し具体的な分野を書きます。笑
インターンの就活を始める前/している最中は
その携わりたい「超激アツなイノベーション」の候補として
- AI/Machine Learning/Decision Science
- Cloud/Virtualization (Software Defined XX周り、SDNとかSDDCとか)
- Internet of Things/Internet of Customers(これだけ毛色違う気もしますが…)
らへんがぼんやりと頭の中にありました。
まぁなんとなくInternet of Things/Customersっていうのが
コンセプトレベルであってその実現過程で上二つの技術が使われるとか
そういうイメージな気がしてきたので、結局やりたかったことは
集約するとInternet of Things/Customersなのかもしれません 笑
ということで、
上記のようなことを指針としてインターン先を探しました。
The Wall
内輪ネタの次はダジャレです。笑
アメリカでの就職活動をするにあたって
日本人だからということで就職活動に直接不利になる事は
ボクの気付いている限りでは特段ありませんでした
(インターナショナルだからという理由で不利になる事はありました)が、
心理的な要因で不利になることとしてはありました。
アドバイスを求めた人達の日本人特有の超リスク回避傾向です。
とりあえず各学校の説明会で会った卒業生の皆様(UCBerkeleyとUCLA以外)は
日本でピカピカのキャリアを進まれている方々ばかり、
かつ結構多くの方々がMBAの授業で苦労するレベルの英語力でしたので
「まず無理、帰国子女ならもしかしたら可能だけど、それでもほぼ無理。
あ、キミ帰国子女じゃないの?じゃあ無理だよ」
みたいなアドバイスを頂いたり、
アメリカで就職された日本人の方の話を聞くと、
「とりあえず日本カードを切りまくれ!
日本人がまともに戦ってアメリカ人に勝てるわけがないんだから
現地の日本人のコネを使って、
かつ自分の強みである日本にフォーカスして戦わないと
アメリカでの就職はまず無理」
みたいなアドバイスを頂いたり。
話を伺った方々のバックグラウンド/ご志向を聞いた感じ、
彼らがその方法を採ったのは納得ですし、
日本の卒業生の方々がアメリカとか無理というのも
彼らの視点を考えれば納得でした。
が、
ボクはそのアドバイスを受ける気には
なれませんでした
理由その1:無理と言われたところでやりたい仕事が日本でできなそう
ボクは日本発の超激アツなイノベーション的な何かを知らなかった、
かつ、(ボクの個人的なイメージですが)仮にそういうのがあったとしても、
そのイノベーションをMBAをまだ卒業すらしてないヒヨッコに渡して
「はい、どうぞ。これを使って世界を変えて下さい」
という仕事の振り方はしなそうだな〜と思いました。笑
ということで「アメリカで働くとかバカなこと考えてないで
マジメに日本で仕事を探してちゃんとしたキャリアを歩みなさい」
というのは、ボクにとってあんまり興味のあるキャリアではなかったです。笑
アメリカの仕事の方がボクにとっては面白そうだな〜とかは
Tech Crunch読んだりBen’s Blogを読んだりして感じました。
理由その2:日本人という理由だけで紹介してもらう仕事もやりたくなさそう
そもそもアメリカで働いている日本人の時点で少数派なのに
その中でさらに超激アツなイノベーションに噛んでる方って
一体どのくらいいるのか?
そして仮にそういう人がいたとして、
その人は果たして日本人というだけで仕事を紹介してくれるのか?
紹介してくれたとして、日本人というだけで紹介されたその仕事は
本当に超激アツなイノベーション的な何かの面白い部分に関われるのか?
ということを考えると、ボクの求めている仕事を手に入れる手段としては
非常に非現実的な気がしました。
詳しくは後述しますが、
アメリカ進出の足がかりとしてとりあえず何でもいいから働くという
ワーストケースシナリオにはかなり有効かと思いますので、
バックアッププランとして頭の中に入れておくことにしました。
理由その3:というか自分よりリスクとり慣れてなさそう
これは一般化は一切できないことなのですが、
ボクの話した人たちは
あまり人生で無理そうなことをやる必要がなかった方々だと思うので
(超優秀なので自分の興味のあることに無理そうなことがほとんどない
目の前に明確なキャリアパスが用意されている、等)
「無理だけどやる」モードの人にアドバイスをし慣れてないと思いました。
典型的には
「前例ないから」
「日本人は英語できないから」
「アメリカで求められている経験は日本のそれと全然違うから」
というできない理由を列挙した上で、
それは普遍の事実であるという前提でお話をされます。
まず、前例あるとかないとか、やりたいかどうかには特に関係ないですし、
ボクも英語はまだあんまりできませんが、
それでもMBAの授業で苦労しないレベルの英語力くらいは
自分ちゃんと考えてある程度努力をすればつきましたし、
経験は、アメリカで求められるものを選んで積めばいいですし 笑
相談させて頂いた日本人の方々からは
そういう壁をどうやって乗り越えるかみたいな発想があまり感じられなかったので
MBA受験後半くらいから積極的に日本人にアドバイスを受けるのを辞めました。笑
Takeaway
ということで、分かったことは
- とりあえず普通にやると少なくとも簡単ではなさそう。
- でも細かいところはアメリカ行くまで何も分からなそう。
- とりあえず日本人は参考にしない方が良さそう。
- インターナショナル、アメリカ人で成功した人々
(できれば自分に近いバックグラウンドの人)の就活を参考にした方がよさそう。
でしたので、
結局MBAの時に発揮した、大得意のレールのない道を走るオフロードモード 笑
を使うことにしました。笑
Timeline
では時系列的にざっくり何したのかを挙げてみます。
それぞれは各論で別ログに書きます。
MBA合格直後
- 学校についての情報収集
- 行く予定の学校の合格者イベントに行く
- 仕事についての情報収集
- 会社で辞める前にアメリカ就活に有利な経験獲得
退職後
- インターン、フリーランス等でアメリカ就活に有利な経験獲得
- キャリアのあるアメリカ人が日本に来てたら彼らから情報収集
- 日本の各社壮行会で、日本企業に本当に行きたくないのか情報収集
- 引き続き、同じ学校の同級生になるアメリカ人達と少しでも多く知り合う
秋学期
- ワーストケースに備える
- 授業外プロジェクト等でアメリカ就活に有利な経験獲得
- アメリカ人、インターナショナルの2年生、卒業生から情報収集
- キャリアセンターで自分に合うアドバイザーを見つける
- International Section Repとしてキャリアセンターと強めの関係を作り
就職情報はセンター内部の情報も取れる体制を作る。(もちろん
それらは全てクラスメートに公開しましたが、出遅れないという意味で 笑) - 企業イベントに参加、イベントでのネットワーキングをマジメにやる
- とりあえず様々な能力を周りと比べる機会に飛び込みまくって
MBAプールの中での自分の強みと弱みを把握する - レジュメをたくさんの人に添削してもらい完成させる
- カバーレターの書き方を習い、書き、添削してもらう
- 面接での自分のセリングポイント、全体ストーリーを作る
冬休み
- トレックに参加してシリコンバレー、シアトルで企業訪問
- カバーレターを書く
- アプリケーションが始まる
- 受かった時に備えて面接の準備を始める
- ケース面接の答え方に慣れる
冬学期
- アプリケーションが本格的に始まる
- 面接に呼ばれる事を信じて面接の練習開始
- 面接に呼ばれるようになる
- 面接
- 落ちた時のことを考えて内定が出るまで
アプリケーションを提出し続ける - 運良く一社から内定をもらう
と、こんな感じでした。
書いてみると大した事なさそうですが、
秋学期、冬学期は忙し過ぎて
授業の勉強するヒマはありませんでした。笑
特に冬学期は精神的な負担も非常に大きく、
授業も半分以上出席しませんでした。
ボクの場合学校が何とかなったのは、
そもそも興味のある学問だったので、
MBA来る前に個人的に勉強してたのと
MBA来る前に英語力が授業で困らない程度になってたのが
大きいと思います。
とりあえず、このログで言いたい事は、
アメリカ人としての就活の基本方針は
やった事ない人の意見を参考にしても意味がないので
成功した人の意見をベースに自分の頭で考えましょう。
ということでした。笑
次回から各論書いていきますが、
明日から一週間Japan Tripなので更新はその後になるかと思います。