Orientation

さて、UCLAのMBAプログラムではようやく学校が始まりまして、
3週間に渡るオリエンテーションが終わりましたので、
オリエンテーションについてどんな感じだったか少し書いてみます。

まずオリエンテーションプログラムの構成ですが、
最初の一週間:周りの人と知り合いましょう。
次の一週間:リーダーシップを学びましょう。
最後の一週間:学校始まるための準備をしましょう。

という感じの構成でした。

ブログでも何度か書いていますがオリエンテーション前に人に会いまくったので
ボクにとっては最初の一週間は結構どうでもよくて
あまりやる気はなかったのですが、
二週目の「リーダーシップを学ぶ」は結構勉強になってしまったので
少し紹介してみます。

実は交換留学時代にもManagementのLeadershipという授業を履修していたので
受ける前は「学部時代のよい復習になるかな〜」という気持ちでいたのですが、
やってることが全然違いました。

UCIの学部でのLeadershipは(対象が学部生(=職務経験なし)が対象ということもあり)
どちらかというとLeadershipというコンセプトについていろんな考え方を学んで
自分にとってのLeadershipは何か
みたいなことを考え抜く系の授業だったのですが、
UCLAのMBAのオリエンテーションのLeadershipは
理論や考え方というより、
「自分がリーダーとして現在何ができていて、
この2年間で何ができるようになりたいのかを可視化する」
というのが授業の目的だった気がします。

実際にやったこととしては
初日:「リーダーシップとはなんぞや」的なレクチャー/ケースディスカッション
2日目/3日目:Leadership Odyssey(丸一日使ったグループエクササイズ)
4日目:クラスでのチームワークエクササイズ、まとめ

というような感じです。

個人的には特に2日目/3日目のLeadership Odysseyが勉強になりました。

5メートルくらいの高さのロープを2人で渡るエクササイズとか
8メートルくらいの高さのポールを上って頂上に立って180度体の向きを変えて
2メートルくらい先の棒に飛び移るエクササイズとか。

ぱっと聞いた感じリーダーシップ全然関係なさそうですが 笑
追い込まれた状況の自分を知るというエクササイズです。

恐怖を感じている時や切羽詰まっている時に
自分の呼吸がどうなっているかとか
自分の視野はどのくらい狭くなるかとか
周りの声はどのくらい聞こえるかとか

そういったことが体感でき、それらを意図的に変えてみたりすることで
自分に合った危機的状況への対処法を模索することができます。

また、グループでのエクササイズもあって、
限られた時間でよくわかんないタスクをやる中で、
グループのダイナミズムやその中で自分はどう動いているのかとかが
実感できます。
多くのグループエクササイズとの決定的な違いは
グループエクササイズをしている様子を外から観察している人がいて、
エクササイズ直後にその人を交えてグループメンバー全員で
エクササイズ中にグループ内で何が起こっていたのか議論します。

知っていることと理解していること、理解していることとできることには
それぞれ雲泥の差があるので、
まずは理解しましょう。
そしてこれから二年間かけてできるようにしていきましょう。
というところらへんまでこのLeadershipの授業で連れてってくれたので、
初心忘るるべからずで頑張っていこうと思いまっす!

facebookがふざけ過ぎてる感が否めないので、
少しブログをマジメにしてみて中和しようとしてみました!笑

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