アメリカでのインターン就活シリーズ第3弾です。
今回は秋学期にやったことを書きます。
第一弾はこちら(全体の流れと経緯)
第二弾はこちら(MBA入学までにやったこと)
実は秋学期以降、やるべきことは就活する業界によって結構違います。
ボクはInternational Section Repだったので
他の業界の就活事情もたまたまちょっぴり知ってますが、
例えばコンサルとか投資銀行とかは(UCLAでは)
リクルーティングプロセスが確立されていて
リストの各項目にチェックをする必要がある(卒業生にあったかとか
イベントに出席したかとかGPAがいくつ以上かとか
ケースが正しいプロセスで解けるかとか)ので
卒業生や自分の個人的な知り合いのコンサル、投資銀行に勤めてる人に
話を聞いたりしなくてはいけない上に
学校の成績も頑張りつつ、
リクルーティングのタイムラインが早いので
面接準備も秋学期のうちから本格的に始まります。
かと思えば、エンターテイメント業界は
本格的なリクルーティングが春学期から始まるため
秋学期は比較的のんびりしていて、
少しずつネットワーキングをしながら
インターン獲得に繋がりそうなキーパーソン(Potential Hiring Manager等)
との確固たる関係を築き、
インターンのポスティングが出る前に内部の推薦を貰って面接を受けて
内定を貰うというのが王道だったりします。
ということで何が言いたいかというと、
そもそもボクの採った方法が全員に通用するとは思えないし
テック業界での就活ですら一番効率のよい方法だとも思いませんが、
特にボクとは違う業界を志望される方には、
さらに全く通用しない可能性高しということです。笑
とりあえずどう考えてそういう行動をとったかも書くつもりなので
考え方パートは、他に参考にするソースが全くない場合とかに
参考にしてもいいかもしれません。
さて、前置きが長くなりましたが、秋学期にやったことです。
秋学期は簡単に言うとCandidacyの向上に力を注ぎました。
ボクの理解ではテックでのインターン就活のCandidacyは
下記で大体決まると思います。
- レジュメの強さ
- カバーレターの強さ
- ネットワークの強さ
- 学校の成績の良さ
- 面接で生きる過去の経験の強さ
- ケース面接のアプローチの強さ
とってもスタンダードですね。
上記だけみると当たり前風に見えますが、
各社それぞれに置く比重が全く違うので
自分の志望する会社がどれに重点を置いているのか
チェックは必要です。
特に会社間の差が激しい要素は
- レジュメの強さ
- カバーレターの強さ
- ネットワークの強さ
- 学校の成績の良さ
です。
要するに面接に呼ばれるまでのステップなのですが、
会社の人気度、募集人数、仕事の専門性、地頭の重要性などによって
比重が変わります。
超人気企業、そこそこ人数を募集するところとかだと
とりあえずGPAで足切って(だいたいよく聞くのはGPA3.5で足切り)、
レジュメのデータベースを特定のキーワードで検索して
引っかかった中から見てみて良さそうな人を面接に呼んでみるとか、
超人気企業、募集人数全米で5人とかだと
検索して絞り込むことすら非効率的なので(基本的に倍率500倍とかの世界なので)
社内の人に推薦してもらった人達の中から
良さそうな人を面接に呼んでみるとか。
ということで、これらをまず強くすることが最重要事項だと思い、
以下の行動をしました。
レジュメ強化
これは二つやるべきことがあって、
一つは文字通りテクニック論的な
「レジュメをどうやって見栄えよくするか」
です。
正直見栄えで面接に呼ぶ呼ばないを決めてしまうような会社に
行きたいのかというと「うーん…」と考えてしまうかもしれませんが、
レジュメを見て面接に呼ぶ呼ばないを決めてるのは多くの場合HRなので、
自分が一緒に働く人達も同じような人達だとは限らないです。
なので必要悪的にやった方がいい気がします。
これに関しては、ボクの場合はUCLA様々な感じで
キャリアシリーズという授業で
レジュメの添削/FBをクラスメイトから30回くらい、
キャリアセンターのアドバイザーから5回くらい、
クラスのTAから2回くらい
してもらい、それとは別に
ACT(Anderson Career Teams)という
2年生がメンターとなり1年生のスモールグループに
就活指導をする制度で、
2年生のメンターに5回くらい、
それとは別に他の2年生達に5回くらい
上記授業とは別のキャリアセンターのアドバイザーから
個人的に5回くらい
してもらいました。
ので、合計50回くらいでしょうか?
さすがにこのくらいやると
自分のレジュメの見栄えに結構自信が持てるようになります 笑
ボクは初めのうちは色んな人からフィードバックをもらって
いろんな視点を取り入れるようにして
選択肢が出切ったな〜と感じてからは自分が本当に信頼する人
2、3人に集中して見てもらってクオリティをあげていく
というイメージでこのプロセスを行いました。
そして見栄えを良くする以外のもう一つの方が本質的なところなのですが、
「中身を作る」です。基本的には採用は経験ベースなので、
経験がないと話になりません。
とは言え、面接までの時間が1年も2年もあるわけではなく 笑
せいぜい3、4ヶ月とかなので
強みを0から育てて圧倒的な成果をあげるというのは結構難しいと思います。
どちらかというと弱みを補完する経験であったり、
既に持っている強みをインターンに近い経験で使って
分かりやすい成果を出すであったりを
秋学期でやったらいいんじゃないかと思います。
ということで、ボクも一個、
インターンで志望する職種に近い経験が得られそうなプロジェクトを
秋学期中にやり、冬休みくらいに分かりやすい成果を一個出しました。
カバーレター強化/ネットワーク強化
この2つに関して秋学期にやったことは大体同じなのでまとめます。
カバーレターはレジュメでは伝わらない志望度や強みのアピールの場です。
レジュメとは違い、会社毎に別々の物を用意します。
なので、
実際に書き始めるのは応募の始まる冬休み〜冬学期頭にかけてなのですが、
ネタ作りは秋学期からする必要があります。
強みの部分に関してはレジュメと被っているので省略して、
志望度についてです。
本当にその会社やその仕事を志望しているのであれば、
普通はそれについてよく知ろうと思うのが当然で、
会社が学校でやるプレゼン/イベントに参加して話を聞いたり、
その後に残ってイベントに来てくれた卒業生たちから話を聞いたり、
夏にインターンした2年生にコンタクトをとって話を聞いたり、
卒業生に個人的に連絡して、電話で話を聞いたり、
冬休みに学校のハイテククラブで企画されている
シリコンバレートレックやシアトルトレックに参加して
実際に企業を訪問してみたりと、
そういった行動をとるのが自然な気がします。
ということで、カバーレターには、
誰に会って、どんなインサイトを得て
それがどう自分の志望度に影響を与えたのかを書くのが
説得力を持って自分の志望度を伝えられる気がします。
ので、上記のような行動をとりました。笑
会社のプレゼン/イベントは10回くらいに参加し
卒業生は全部で20人くらいに話を聞き
2年生は全部で15人くらいに話を聞き
トレックはシリコンバレーとシアトルに行き
合計7社程訪問しました。
その仕事に関わるいろんな人の話を聞くことで
単純にカバーレター上でアピールができるだけではなく、
その仕事に必要な資質であったり、
その仕事に生かせそうな自分の強みであったり、
過去の自分の経験であったり、
これから弱みを補完すべくとりにいくべき経験であったり
そういったものが見えてきます。
上記はそのままネットワーク強化にも繋がります。
が、話を聞いた人の数を見れば一目瞭然ですが、
正直ボクは就活においてのネットワーキングは
あまりうまくできた方ではないです。
結局卒業生にはほとんどコンタクトせず、
コンタクトした卒業生とも、
そこまで強い関係を築くことはできなかったので
卒業生からの推薦はもらえなかったです。
成功した人達に聞くと、結構地道に
秋学期の初めの方にコンタクトしてから
定期的に連絡をとって関係を強化しているみたいなので
結構地道な努力が必要そうです。
逆にボクは2年生に大いに助けてもらいました。
2年生達はジャパントリップで会ったり、
合格者イベントで会ったりと、
学校が始まる前から何人か知り合いが出来ていたので
彼らから話を聞き始め、彼らの紹介で彼らの友人に話を聞き
という感じでネットワークを広げました。
また、会った全員の人と仲良くなれたわけではなかったので
特に気の合う人により多く助けてもらいました。
数に如実に現れていますが、量より質作戦でした 笑
詳しくは「いかに助けてもらうか編」に書きます。
学校の成績
さて、ボクにとってはここまでやるだけで結構大変でした。
ので、学校の成績は特に頑張っていません。笑
とりあえず授業にはほぼ全部出席して
予習復習は一切せず、必要最低限の課題だけやりました。
シリコンバレーにいるエンジニアとかに聞くと分かるのですが、
MBAはテック業界では基本的に「MBA(笑)」なので
MBAの授業程度でいい成績が取れない人は採用したくない
という会社がいくつかあります。笑
(ちなみにそういう会社はMBA以外の専門性を何か求めたりもよくします)
なのでそういう会社に入りたい場合は、MBAに来る前に
経験面で明確な強みがあって、弱みがない状態、
もしくは他の競争相手と比べて圧倒的に強い
という状態になっておいて秋学期に授業を集中して受けるか、
MBAなんか行かなくてもMBAで受けるレベルの授業は大体知ってる状態
知らなかったとしても周りのクラスメイトよりいい成績を
あまり努力しなくてもとれる状態になっておいて
秋学期に足りない経験を補ったり強みを生かした成果を出すことに注力するか
がおススメです。
ボクにとっては後者の方が前者に比べてハードルが低かったので
後者で行きました 笑
ちなみにコンサル/投資銀行の場合は
秋学期の時点で授業に出る時間すらないレベルに就活大変だけど
GPAは3.8とか求められたりするそうです 笑
そしてGPAでる前に面接始まるところだと
GMATの点数で足切りするところもあるそうです。
(だいたい720〜760くらいが足切りラインとしてよく聞く気がします)
多分これは学校のランキングによって
足切りラインが下がったりするのでしょうが。
※ちなみに上記は全てアメリカでの就活の話です。
ボクはしてないのでわかりませんが、
多分日本のコンサル/投資銀行の就活では
GPAやGMATのスコアは聞かないんじゃないかな〜
と思いますので、日本で就活ご予定のMBA受験生の皆様はご安心を 笑
あ、あと日本の就活で言えば、
10月末とか11月初めのタイミングでボストンキャリアフォーラムという
結構有名な日本人向けのリクルーティングイベントがありますが、
(少なくとも今年に関しては)アメリカ企業の求人が見つけられなかったので
ボクは参加しませんでした。
(古賀さんのブログとかを見ると
アメリカ企業も年によっては採用に来てるような気がします)
日本人のMBA生は多くが行ってたみたいです。
ということで秋学期編でした。
一般的にはMBAは一年生の秋学期が一番大変と言われていますが、
ボクにとっては冬学期が一番大変でした。
次回はその大変だった冬学期編を書きます。