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お久しぶりです。
ブログの更新、1ヶ月以上ぶりなんですね。

前回のブログを書いてから結構色々起こっているのですが、
ベイエリアからLAに戻ったものの住所不定無職だったり
日本に帰ったり、日本からLAに戻って住所不定無職再開したり
住所がようやく決まったと思ったらインターネット1週間繋がらなかったりと
バタバタしているうちにブログを書く習慣がなくなってしまって
今に至るという 笑
そんな感じです。

とりあえず今までに起こったことをつらつらと書いてみます。

インターン終了

インターンが8月末に終わりました。
MBAインターンはフルタイム採用に直結するものが多く、
インターンでよい実績を残すとフルタイムのオファーが貰える
という会社が多いです。

ボクのインターンしていた会社Intuitも例に漏れず
インターンに対してフルタイムのオファーを出します。
MBAインターンの制度は2年前から始めたらしいのですが、
だいたい毎年9割近くの人が貰えているらしい
という噂を聞いていました。
ので、「じゃあボクも絶対貰えるっしょー」と思っていたのですが、
フルタイムのオファー、貰えませんでした!!笑ということで、今年もばっちり就職活動継続です!笑

オファー出ない旨を伝えられた瞬間は
「うおーマジかー。オレ下位1割かー」
と思ってどっぷりへこんだのですが、
後からオファー出さない理由とフィードバックを貰うことが
できました。

プロジェクトで成果は申し分なかったし
チーム全員からも推薦されてたけど、
この部署で働くのに最重要なスキル(Data Analytics)が足りなかった
ので、現時点ではオファーは出さないことにした、とのことでした。

そういうのをさらっと教えてくれたり、
そのスキルを残り一年で習得したら採らない理由はないから
もっかい受けてねーとか言ってくれたりするのは
さすが「働きがいのある会社」に選ばれるだけのことはあるなー
と思ったりしました。

個人的には、インターンめちゃくちゃ楽しかったのと
彼らのレベルで物事が考えられる人間になりたいので
他の会社の就職活動もしつつ、
IDEAも、もう一回チャレンジしてみようかなー
と思っています。

去年の就活はマジで地獄でしたが、
さて、今年の就活はどうなるんでしょう?笑
その辺も話せるタイミングが来たら
ブログにシェアしようと思います 笑

日本

インターンが終わってから一週間日本に帰りました。
一週間ではあまりやりたいことができないことがわかったので
来年はもう少し長く帰ろうと思いました 笑
でもあれですね、日本は食べ物がおいしい!!
あのおいしさがあの価格で提供されているのは
本当に素晴らしいことだと思います!
例によって、
食べたかったのに食べれなかったものが結構あったので
次回はそれ食べに帰ります!
とりあえず、ファミレスの目玉焼きハンバーグと
ちゃんとしたタラコクリームスパゲッティ。
この2つはマストですね!笑

2年生

2年生になりました。
ボクの中のイメージでは
MBAの2年生は老後っていう感じです。笑
夢と希望を持って入ってくる1年生たちを全力でサポートし
彼らの夢の実現を応援するという。
そのへんが主な活動になりそうです。笑

UCLAでは2年生になってからは授業は全て選択制で、
今学期は、授業を2つ+コンサルティングプロジェクト
という布陣になりました。

とった授業2つのうち1つは、
Customer AssessmentというMarketing Analytics系の授業で
もう1つはMeasurement and Its Applicationsという
統計の学部の授業です。
Data Analyticsまっしぐらです 笑
コンサルティングプロジェクトもデータ関係ありそうなので
今学期で可能な限りhands-on experienceをとりまくって
就活のネタを作ろうと画策しています 笑

引っ越し

引っ越しました。
夏のインターン中に学校の寮費を払い続けるのもバカらしかったので
6月中旬に解約して夏のインターンをしていました。
ので、インターンからLAに戻ってきた時には住所がない状態で
LAに戻ってきてから家探しをしたのですが、
結構大変でした。笑

UCLAには毎年1万人くらいの人が入学します。(大学、大学院含む)
で、その人達が一斉に家探しをするのが夏の終わりなので、
ボクがインターンから帰ってきたタイミングと丸かぶりでした。笑

LAでは有名なWestside Rentalsというサイトがあるので
サイトのアカウントを作って、
サイトに載ってる物件で条件の合うやつに
片っ端から電話を書けていくのですが
これがもはや戦争状態で、
ひどい時はサイトに掲載されて5分で決まるとか
そういう状態でした。

初めはかなり見くびっていたので、
「あー、この物件良さそうだねー。見に行こっかー」
と思った頃には他の人が契約終わっている
という状態が続き、
本格的に家探しをしたのは日本から帰ってきてからでした 笑

一回Westside Rentalsに掲載している不動産屋に行ってみたのですが
電話がひっきりなしにかかっていて、電話も
「今契約書FAXで送ってるんだけどエラーで届かない」
「応募が来過ぎてFAXが壊れたからメールで送ってくれ」
みたいな内容ばっかりで、
それを見てようやく自分の置かれている状況がわかった感じでした。

それからはサイトが更新された瞬間に電話して見に行って
良かったらその場で決めて、契約書書いて送る
という感じでした。笑

新しく引っ越したところは友達が近くに多いのと
みんなで集まるバーに徒歩圏内なのと
日本食が近くにたくさんあるのが素敵です 笑

今年からUCLAのフィルムスクールに通っている大学時代からの友人と
二人で住んでいます。

さて、この一ヶ月に起こったことと言えば、大体こんな感じでしょうか?
明日からカナダに行ってみます。
初カナダなので、ティムホートンズに行きまくろうと思っています 笑

Thoughts on Startup

さて、最近は噂によると日本は空前の起業ブームらしく、
なにかにつけて起業という言葉を耳にする気がします。

そしてテック業界は起業の代表的な業界の一つなので、
テック業界で働いてMBAに来てしまったボクも、
よく周りに「将来起業したいんでしょ」前提で話をされます 笑

起業をすると細かい作業をたくさんしなくてはいけなくなるのですが、
ボクは細かい作業が超絶に苦手/嫌いなので
よっぽどの原動力が生まれないと起業は出来ないと思います 笑
あと、詳しくは後述しますが、
ボクの一緒に働きたい人がついてきてくれるレベルになるのは
限りなくムリに近そう/果てしなく時間がかかりそうです 笑

ということで起業はあまり考えてないですが、
スタートアップには結構興味があります。

スタートアップには興味があるのですが
スタートアップだったらなんでもいいわけでもないので、
ボクにとってはどんなスタートアップがいいのかという話をしてみます。

スーパースター系スタートアップ

この話をするときは
どうしてもレベルアップアナリティクスの話をしたくなってしまい、
ミーハー感がハンパないことになってしまうのですが、笑
たぶん例を出した方がわかりやすいのでそれでいきます。笑

Level Up Analytics

ボクのイメージする将来働いてみたいスタートアップの典型なのですが、
そう思わせる一番の要素は何かと言うと、圧倒的に人の質です。
世界トップレベルに超優秀な人だけで構成されています。

Co-founder達は前ログで紹介している通り
既に前職のLinkedInやAdmob、BlueKaiで業界を変えた実績を残しています。

が、すごいのは彼らだけじゃなくて、
チームメンバーも結構次元が違います。

JXTAとかトムキャットをオープンオースになる前から開発して
オープンソース化されている今もコミッタとして開発を続けてる人とか
NetBeansの開発リードしたりJNAライブラリを設立した人とか
LinkedIn黎明期のソーシャルグラフの開発してた人とか。

みんな90年代のサンマイクロシステムズ(特にJava)を支えてきた開発者達です。
このレベルのチームメンバー達は大体40代半ば〜後半のシニア層です。

そしてその他に若手として新卒(?)が4人います。
スタンフォード、ハーバードのPhd卒達。
この人達はco-founderのジョナサンを前面に押し出した
データサイエンスのブートキャンププログラム
(グラフ理論を使ってLinkedInのPeople You May Knowを発明した人が
あなたが6週間で行ったプロジェクトに対してフィードバックして、
あなたが優秀だったら採用してあげますよプログラム)で
応募してきたトップスクールのPhdの中から
選考を経てプログラムに参加して、
さらにその中で最も優秀だった人達として採用されてます。笑

シニアな人達のIT業界を作ってきた経験と
若い人達の柔軟で超優秀な頭脳を組み合わせることで
今までにないイノベーションを巻き起こしてやろうというチーム布陣です。

レベルアップアナリティクスではこういうレベルの人達が
Fortune500クラスの大企業や飛ぶ鳥落とす成長企業が抱えていた
ビッグデータの世界最新のテーマを解決しようとしてました。

創業から1年ちょっとでクライアントの一社であったIntuitに買収されたのですが
たまに聞かせてもらうエフレイムの昔話で出てくる
他のクライアントの名前や仕事内容には結構ビビらされます 笑
co-founder達やシニアなメンバーの個人の名前だけで
そういった超有名企業の超難易度の高い仕事のオファーを
バンバンとれてしまう、この感じ。

シリコンバレーにはこういう
業界を作ってきた/変えてきた人達と超頭のいい人達だけ
構成されているスタートアップがあって、
そんな人達と誰も解決したことないような問題をワイワイ解決するのは
相当楽しいんだろうな〜と思います。
事実、今彼らと一緒に製品作りをさせてもらっていて超楽しいですし。

大企業だと、こういう組織を作るのは難しいと思います。
数千人も超優秀な人を集めるのは至難の業ですし
その規模になると超優秀な人達のチームワークというよりは
優秀な人達でやるグループワークの方が効率的に成果がでるので、
大企業は「優秀な人」を「たくさん」集める傾向にあると思います。
MBAにはそういった「優秀な人」が多いので、
アメリカの大企業はMBAをたくさん採るんだと思います。
そういった意味でボクが今このチームと働けているのは
Intuitという大企業にこのチームが買収されたからです。
そして採用したMBAの中で一番MBAっぽくなかったのがボクだったので 笑
「まぁノリでちょっと見てみよっかなー」
とこのチームの人達に思ってもらえたんだと思います。

買収される前のレベルアップアナリティクスのようなスタートアップで働くには、
彼らのような業界を変えてきた人達と互角に働けるだけの能力がないと論外です。
基本的に「MBAを持ってるかどうか」なんて誰も気にしていなくて、笑
少なくとも一点において、彼らが仲間と認めるレベルの価値を提供できること
が第一条件になります。

よく言われる「タダでいいからインターンさせてください」は、
こういうスタートアップでは通用しません。
「超優秀な人しかいない」ということをウリにして案件をとっているので
給料を払うに値しない人を入れるのはデメリットしかないからです。

逆に、こういうスタートアップを作るには、
まず業界を変えてきた人達に
「お前が何か始めるんなら、オレの人生賭けてやってもいいぜ」
と思われる存在にならないといけません。
要するにワンピースでいうところの新世界の船長クラスですね 笑

ちなみにレベルアップアナリティクスではルシアンがその役でした。
シニアな人は全員ルシアンと働いたことがあり、
彼が何か面白いことを始めるらしいということで、
みんなその時にいた職場を離れ、彼の下に集まったという感じです。
シニアな人達のルシアンに対する信頼は絶大です。

ということで、ミーハー感丸出しですが、
ボクの思う面白いスタートアップはこんな感じです
というお話でした。

Summer Internship -Practice

ワークスの元同期がブログでインターン先のPractice等を紹介していたのを見て
「おお」と思ったので、ボクも今の組織のPractice関係もろもろを紹介してみます。

Agile

はい、出たアジャイル 笑
ハイテク企業でPMやってるMBAが
ドヤ顔で使いそうなバズワード第一位な気がしますが、笑
ボクらの組織もアジャイル開発してます!

アジャイルソフトウェア開発 (アジャイルソフトウェアかいはつ、: agile software development) は、ソフトウェア工学において迅速かつ適応的にソフトウェア開発を行う軽量な開発手法群の総称である。 近年、アジャイルソフトウェア開発手法が数多く考案されている。 ソフトウェア開発で実際に採用される事例も少しずつではあるが増えつつある。

Wikipediaより

まず開発期間の単位ですが、
3ヶ月くらいの大きな開発期間をエポック
そのエポックを何個かに分けた一つ一つをスプリントと呼んで、開発しています。
スプリントはチームによって2〜4週間とバラツキがありますが、
大体そのくらいの粒感で行ってます。
このくらいの期間だと進捗管理が簡単で、かつ意味のある単位の開発ができます。

Team

人々については前のログでも触れてますが
今回はもう少し役割にフォーカスします。

Product Developmentという観点からは、
僕らのチームには3タイプ

  • プロダクトマネージャー
  • データサイエンティスト
  • エンジニア

という役割があります。

チームによっては、これにプラスしてUXやOps、QA、PMOが入ります。

一つの役割に対してどのチームも1、2人なので
チームでの議論はそれぞれが全く異なる立場から発言するので、
インプットが多様でクリエイティブな解決策が生まれやすいです。

アジャイルのスクラムという観点からは
役割は二つで、

  • スクラムの責任者のスクラムマスター
  • プロダクトの責任者のプロダクトオーナー

があります。

ボクのチームではボクがプロダクトオーナーを、
エンジニアリングリードがスクラムマスターをしています。
これらの役割の詳細は下記プラクティスで説明します。

Practice

意外とアジャイル開発初めてだったりするので
プラクティスで「ほぅ」と思うことは結構ありました。

Stand-Up

チーム内での進捗のカジュアルな報告です。
大体10分〜30分で名前の通り立って行います。
立って行う目的は、早く終わりたくなるため。
座って進捗報告するとダラダラと
進捗と直接は関係ないことまで話してしまいがちですが、
立って行うことで「早く終わらせてぇ」
という意識を常に持つことができます。
僕らは2日に1回の頻度でしてます。
この頻度で進捗管理を行うことで
周りに聞けばわかることに何日も費やすことがなくなり
しょうもないことに詰まりにくくなります。

Scrum of Scrum

それとは別に1時間の部署全体の進捗ミーティングが
週1であります。
参加者は各チームのプロダクトオーナー、もしくはスクラムマスターで
それぞれその週の進捗をパワポのスライド1枚で報告します。
それぞれ報告時間は5分くらい。
ボクのチームはせっかくなのでボクにやらせてもらってます 笑
簡単に言うとスタンドアップの部署全体版で、
チームとして詰まってるとこがあったら
他のチームで同じ問題にハマったチームはないかとか
リソースを他のチームからもらえないかとか
そういう話をします。
このミーティングにはディレクター陣とVPも参加しています。
また二週間に一回、VP陣とCEOで同様のことを全社レベルで行っています。

Sprint Planning

リポーティング以外で「おお」と思ったのは、
各スプリントのプランニングの仕方です。

各スプリントを始める前に、
そのスプリントで何をするのか決めるのですが、
そこでPlanning Pokerというトランプのようなものを使います。
カードには1, 2, 3, 5, 8, 13, 21とフィボナッチ数が書かれていて
それが工数を表しています。
裏にはトランプのように全てのカードに同一の絵が描かれていて、
裏からはそのカードに何の数字が書いてあるのかわからないように
なっています。

バックログにあるそれぞれのユーザーストーリーに対して
ユーザーストーリーを書いた人が内容とおおまかな工程を説明して
それを聞いたメンバーがそれぞれカードを裏にしたまま出します。
みんながカードを出し終わったら、表にして数字を比べます。
みんなが出した数字が同じだったら
その数字がそのユーザーストーリーの工数になり、
違った場合は、
一番小さい数字を出した人と一番大きい数字を出した人が
それぞれその数字の理由を説明し、再度カードを出します。

まず、なぜポーカー形式で工数見積もりをやるのかというと
このやり方でやることで、声の大きい人の影響を受けにくくなり
それぞれバイアスのない状態で議論が開始でき、
数字が大きくずれた場合にちゃんと意見表明する場が与えられる
からです。
これで「ホントは自分はこう思ってるんだけど、
まぁやる人がそう言ってるんだし、いっか」がなくなります。笑

次になぜフィボナッチ数でやるのかですが、
これは工数が大きくなればなるほど、見積もりがブレるからです。
なので5の見積もりと6の見積もりに本質的な差はなく
そこに議論の時間を費やすのを防ぐため、
フィボナッチ数が使われています。

Thoughts

ということで要約すると「アジャイル」です 笑
今の部署のプラクティスでよいと思っていることはたくさんあるのですが、
前職の方がよかったと思うこともいくつかあって、
その代表がユーザーストーリーのレビューがあったことです。

今の部署ではそれがなんとなくスプリントプランニングで行われているので
ユーザーストーリーのクオリティが
プロダクトマネージャーのユーザーストーリーを書く能力に結構依存しています。
ユーザーストーリーがちゃんと書ける人を採るっていう方針みたいなので
今のところ問題は出てないのですが、笑
組織的にユーザーストーリーの質を担保する仕組みがあってもいいのかなー
と思ったりもしてます。
他の部署ではグルーミングセッションをスプリントプランニングの前にやって
ユーザーストーリーの質を担保しようとしているところもあるっぽいです。

ちなみにアジャイルはテック以外の企業でも十分成立する仕組みだと思います。
もしかしたらテック以外の企業でも使われているところは多いのかもですが
もし、ご自身の会社/チームで使われてないのであれば
試してみても面白いかもしれません。